UNK Lab

「ウンログ」という健康管理アプリで、新しい健康管理法を研究してます。良い運気(人生)は良いウンチから。

ダイエットに成功しても、絶対にリバウンドしてしまうのはホルモンのせい?!

あーあつい。あついと汗が止まらないです。

その代わり、水をかぶがぶ飲むんですけど、飲んだ水はどうやって出ていくのか知ってますか?だいたいこんな感じらしいです。

  1. 汗:だいたい600ml
  2. 息:だいたい300ml
  3. 尿:だいたい1,500ml

1日に2,400mlもの水分が出ていくので、しっかり水分を採らないと枯れていっちゃいます。食事以外の水分摂取だと、だいた1,800mlくらいの水を飲めば良いみたいです。

飲まなければ、どんどん痩せていきますけど、皮膚とかシワクチャになりそうで怖いですね。。

 

さて、昨日書いたあなたを太らせるのはFTOというデブ遺伝子!?というエントリーの続きで、クーリエ・ジャポンに「あなたのダイエットはなぜ長続きしないのか」という興味深い記事があったのでメモ。なんと、リバウンドはホルモンの影響らしいです。

以下は肥満患者の減量指導を15年した内科医が明かした話しです。

 

"減量相談に来る患者は、痩せようという動機がとても強く、ほとんどの人が努力して減量に成功する。しかし、ほぼ確実に少しずつ体重が戻る"

 

一度、痩せたのに、気付いたら元に戻ってるよ!って人・・いませんか?

その人が努力を怠っているというよりかは、ホルモンの仕業のようです。以下が内科医の行った肥満改善プログラムにて分かった事です。

 

  • 2009年に肥満の男女50人が減量プログラムを行った。
  • 平均体重は男性が105kg、女性が90kg。
  • 8週間「オプティファースト」という特製シェイクと、デンプン質の少ない野菜2カップで、1日わずか500〜550キロカロリーの超低カロリー生活を送った。

 →10週間後には平均13.5kgの減量に成功した。

 

そして、そのダイエットに成功した人たちは、

  • 実験を継続していた34人は食事制限をやめ、体重維持につとめた。
  • 栄養士が定期的な運動を促し、脂肪分を減らして野菜を多く食べるように指導した。

しかし、、、

  →体重はゆっくりと増え、1年後には、苦労して減らした体重が平均5kg戻っていた。

  →さらに、減量前より空腹感がはるかに強くなり、食べ物の事で頭がいっぱいになった。

 

やばくないですか??ダイエット以前よりも空腹感が増し、食べ物の事で頭がいっぱいって、拷問としか言えない状況。

 

そこでホルモンを調べてみたらなんと、

  • 胃から分泌されるグレリンというホルモン(別名:飢餓ホルモンといい、空腹を感じさせて食欲を増進させ体脂肪を増加させる)は、実験開始時より約20%増加した。
  • 食欲抑制ホルモンのペプチドYYは異常に少なかった。
  • 代謝促進ホルモンのレプチンは標準より少なかった。
 
体重が減ったことによって、ホルモンが著しく変化し、

"体が飢えているかのように行動し、失った体重を取り戻そうと必死になる"

 

脳は痩せたいけど、体は元の体重に戻りたがる?!というとても辛い状態になってしまう事が分かったそうです。ダイエット終了後も、地獄は続く訳です。

 

これに加えて、リバウンドを助長するような変化が二つ

①筋繊維の変化

体重を約10%減らした人は、似た様な体格で同じ体重を自然に保っている人に比べて、代謝のシステムが異なるそう。その結果、日常の活動や有酸素運動で筋肉が燃焼するカロリーが20〜25%減る。自分では運動して200キロカロリー消費したと思っていても、実際は150キロカロリーしか消費していないことになる。

 

②脳の反応の変化

減量後、食べ物に対して脳がはるかに感情的に反応するように なるという。「もっと食べたいと思う一方で、自制に関する脳の領域は活発ではなくなる」

 

 もうどうしたら良いの?!って感じになると思いますけど、このホルモンの影響がいつまで続くのかは、まだ解明はされていないようです。ただ、一説によると6年くらいで落ち着くとか。

 

とにかく、ダイエットは3ヶ月間頑張れば10kgやせられる!なんて簡単なレベルでは到底なく、「脳と体が全力で、しかもかなりの長期戦でリバウンドさせようとしてくる」という事実を知らなければ、絶対にリバウンとしますよという事のようです。

クーリエにも、ダイエット後の体重維持にすごいつとめている人の記事がありますが、想像を超える努力をしています。僕も運動頑張ります。

 

 

究極のウンチ管理アプリ「ウンログ」