UNK Lab

「ウンログ」という健康管理アプリで、新しい健康管理法を研究してます。良い運気(人生)は良いウンチから。

ゲーミフィケーション【5つの仕組み】【5つの仕掛け方】

こんばんは。お久しぶりです。

引越って大変ですね。もうikeaに4週連続で行っています。

アンナさんにもツイートしちゃうくらい、ヘビーユーザになってしまいました。

 

さて、先日、日経BP・マーケティング最前線「ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用術セミナー」なるものに参加してきました。

 

そもそもゲーミフィケーションって、なんかバッジとか与えてモチベーション高めるやつでしょ。フォースクエアみたいな。くらいにしか思っていませんでしたが、IGDA(国際ゲーム開発者協会)の澤田典宏さんの解説でやっと理解・整理出来た感じがします。

せっかくなので、学んだ事を残したいと思います。

 

ゲームとは何か

ルールによって定義された、人工的(仮想的)な対立状況の中でプレイヤーが活動し、 その結果が数量化可能な形で示されるシステムである

 出典:ルールズ・オブ・プレイ

 

(ビデオ)ゲームの特徴

①分かりやすいルールと目標がある

➡シンプル!

②学習〜応用〜挑戦が適度に繰り返される

➡最初は簡単、徐々に難しくなる事で飽きさせない。

③ポジティブで素早いフィードバックが常に行われている

➡スゴイ褒められる状態!

敵を倒す、コインをとる、アイテムをとる、ゴールするなど、、

唯一ネガティブなのは、ゲームオーバーだけ。

④連帯感や競争心、達成感などを生じさせ、プレイヤーの感情に起伏をつける

⑤感情の投影、共有をさせる事で、ゲームに対する愛着心を感じさせる

 

 

では、ゲーミフィケーションとはいったいなんなのでしょうか。

 

ゲーミフィケーションとは何か

・「問題解決やユーザーへの働きかけにゲーム的思考やメカニズムを用いる活動」(Zichermann氏)
・「ゲーム以外の分野でゲームデザイン手法を要素として取り入れる事」(Deterding氏)
・「サイトやサービス、コミュニティ、コンテンツ、キャンペーンなどへ、ユーザー参加を促進するためにゲームの仕組みを組み込む事」(Bunchball氏)
・「活動をより楽しく引き込まれるものにするために、ゲームでザインのテクニックを用いる事」(Kim氏)
・「ユーザーの接続するやる気やロイヤリティを引き出す為にゲームの持つ仕掛けを使う事」(深田氏)
・「コンピューターゲームの中で特徴的に培われてきたノウハウを現実の社会活動に応用する行為」(井上氏)

 

ゲーミフィケーションの特徴

①ゲームデザインの手法やゲームの要素をゲーム以外の活動に持ち込む事

➡達成感・楽しさの演出

➡状況の可視化(フィードバック)

➡関係形成(ソーシャル)

②従来から存在する手法 + テクノロジーの進化に伴う発展

ビデオゲームSNSの融合?

 

 

ゲーミフィケーションを構成する仕組みと仕掛け方について

 

5つの ゲーミフィケーンの仕組み

①レベル

・課題達成で難しくなる

・課題達成で融通される

②ポイント

・進捗度合いを定量化する

ex)スコア、経験値、交換可能ポイント

③バッジ

・課題達成を視覚化し、第三者に伝達する

④ランキング

・獲得したポイントを第三者と共有する

⑤クエスト

・指示やヒントを与え、発見や解決をさせる

ex)クイズ、スタンプラリー、謎解き

 

例えば、

掃除するとポイントがもらえるアプリがあるとすると、、、

・お風呂掃除(クエスト)をすると10ポイント獲得(ポイント)

・30ポイントたまるとレベルアップ(レベル)

・毎日、合計ポイントのランキングが発表される(ランキング)

・お風呂掃除を10回やると、お風呂掃除マスターのバッジが付与(バッジ)

といったかたちでゲーミフィケーションの仕組みがいきています。

 

 

そして、これらのゲーミフィケーションの仕組みを、仕掛ける方法はというと

 

5つの ゲーミフィケーンの仕掛け方

アポイントメント

・特定の時間に、特定の場所での行動を促進する

ex)雨の日はポイント2倍

②カウントダウン

・特定の行動が可能な時間に制限を設ける

ex)チャンスタイム、タイムセール

③継続

・特定の行動を継続する事で報酬が得られる

ex)1日1回のチェックインでポイント獲得

④連続

・クエストを連続させ、報酬に誘因要素をつける

ex)1人紹介すると、5ポイント。2人紹介すると15ポイント。3人では30ポイント。

⑤偶発

・報酬の提供に一定条件内の偶発性を持たせる

ex)複数の場所を訪れるとバッジ付与

 

という感じでゲーミフィケーションも単なるバッジだけ付与したものではなく、結構奥深いものだったんですね。。

 

ちなみに、東大の藤本徹さんがゲーミフィケーションの今後について語られていました。(間違っていたらすみません^^;)

  • 「ポイント」「バッジ」「ランキング」だけのゲーミフィケーションは陳腐化している
  • 手法は今出ているだけではなく、新しい手法を見いだすべし
  • SNSなど新しいテクノロジー、新しい事にチャレンジすべし

引き出しを持っている人と組んで、どんどん新しい事をしていくことが重要だという内容だったと思います。

 

 

こっから先は妄想ですが、個人的には、面倒なデータ入力業務にゲーミフィケーションを盛り込むと良いと思っています。

 

特に、便利だけど面倒くさい営業支援システムたち。

情報入力する度に、妄撮みたいな感じでギャルの姿があらわになってくみたいな遊び心、いかがでしょうか。「エロの無限の探究心」が「退屈だけど重要な仕事」を救う。

 

まあそれはいいとして、このゲーミフィケーションフレームワークは、面倒な事を楽しくしたり、効率を上げるのにとても有効だと思うので実生活や仕事で取り入れていきたいと思います。

 

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私が制作しております健康管理アプリ「ウンログ」も毎日飽きずに入力できるように、ほんのちょっとだけゲーミフィケーション要素を取り入れております。

 

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