脳によい・わるい【12の栄養素】
本日、ようやくウンログのiPhone5対応含むバージョンアップ作業が完了しまして、appleに申請を出しました。ASO(App Store最適化)を意識して、アプリ名や紹介文、キーワードなども更新しました。効果がでたらブログに書こうと思います。
さて、ウンログで健康管理アプリを配布しているだけに、栄養について無知だと恥ずかしいと思い【脳に良い/脳に悪い食べ物(栄養素)】調べました。
以下は、カリフォルニア大学のゴメス=ピニルラ博士が作成したリストです。
ヒトの実験データと、動物実験データで分かれています。
ヒト:高齢者の認知機能低下の改善、ムード障害の治療
動物:脳損傷による認知機能低下の改善、アルツハイマー病モデル動物で認知力低下の改善
➡DHA(青魚に多い)は脳によい
2. クルクミン(ウコンのスパイス成分)
動物:脳損傷による認知機能低下の改善、アルツハイマー病モデル動物で認知力低下の改善
➡クルクミン(ウコンやカレーに含まれる)は脳によい
3. フラボノイド(ココア、緑茶、銀杏の葉、柑橘類、ワインに含まれる)
ヒト:高齢者の認知機能の向上
動物:運動と組み合わせる事で認知機能の増強
➡フラボノイド(ココア、緑茶)は脳によい
4. 飽和脂肪(バター、ラード、ヤシ油、綿実油、クリーム、チーズ、肉に多い)
ヒト:高齢者の認知機能低下を促進
動物:脳損傷による認知障害を増悪、加齢による認知機能低下を促進
➡飽和脂肪(バター、チーズ)は高齢者の脳に悪い
5. ビタミンB類(豆腐、豚肉)
ヒト:ビタミンB6やB12や葉酸の補充によって、広範な年齢の女性で記憶力が向上
動物:コリン欠乏による認知機能低下をビタミンB12が改善
➡ビタミンB(豆腐、豚肉)は脳によい
6. ビタミンD(魚の肝、キノコ、牛乳、豆乳、シリアル食品)
ヒト:高齢者の認知機能に重要(欠乏すると認知機能低下が促進)
➡ビタミンD(キノコ、牛乳、豆乳)は脳によい
7. ビタミンE(アスパラガス、アボカド、豆類、オリーブ、ほうれん草)
ヒト:華麗による認知力低下を遅延
動物:脳損傷による認知機能低下を改善
➡ビタミンE(豆類、ほうれん草)は脳によい
8. その他のビタミン
ヒト:抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eは高齢者の認知機能低下を遅延
➡ビタミンA(鰻、レバー)、C(果物、野菜)も脳によい
9. コリン(卵黄、大豆、牛肉、鶏肉、レタス)
ヒト:欠乏すると認知機能が低下
動物:けいれん発作による記憶力低下を抑制
➡コリン(卵黄、大豆)は脳によい
10. カルシウム(牛乳)、亜鉛(カキ、豆類、穀物)、セレン(豆類、シリアル食品、肉、魚、卵)
ヒト:血清中のカルシウムが高いと加齢による認知機能低下が促進。亜鉛は加齢による認知力低下を遅延。長期にわたるセレン不足は認知力低下に関与。
➡カルシウム(牛乳)、亜鉛(カキ)、セレン(豆乳)は脳によい
11. 銅(カキ、牛・羊、肝臓、黒糖蜜、ココア、黒こしょう)
ヒト:アルツハイマーの認知機能低下の程度は血漿中の銅濃度の低さと相関。
➡銅(カキ)は脳によい
12. 鉄(赤身肉、魚、家禽、豆類)
ヒト:若い女性に置いて認知機能を改善
➡鉄(赤身肉、魚)は若い女性の脳によい
(参照:脳には妙なクセがある)
以上です。
ほとんどの栄養素は脳に良いですが、飽和脂肪のみ悪い影響があるようです。
高齢者が肉より魚を欲しがるというのは、すごく理にかなっていることが分かります。
特に青魚に多く含まれるDHAはダントツで良さそうです。
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ちなみに、こちらの本に「胃腸の具合が脳の状態とリンクしている!?」という事が書かれています。胃や腸などの消化器官が脳と密接に関係しているという事です。
例えば、消化器官の出すホルモンは血流にのって脳に到達し、神経機能に影響を与えるものが少なくありません。食欲のコントロール、覚醒状態や記憶力にいたるまでが胃腸の支配をうけています。
まさに「健全な精神は健康な胃腸に宿る」脳を良くするには胃腸の健康にも気をつける事が重要のようです。
ウンログ、Android版が出来るかもしれません。